口には気を使っているのに取れない口臭は胃腸からのメッセージ
この間、歯科医院に行って検診をしてもらい「異常なし」の診断をもらった、クリーニングも行ってもらったし歯磨きも指導してもらった。特別ニンニクやニラなどを食べてもいない。けれども、やっぱり口臭が気になる・・・。そんな時の口臭は弱った胃腸からのSOSかもしれません。
まずは口臭の臭いを確認してみましょう。一番簡単な確認方法は「コップに呼気を溜めて、その臭いを嗅ぐ」ことです。本当に臭っていますか?もしできることならば、家族や知り合いにも確認してもらうといいでしょう。その際に、「どんな臭いがするか」まで教えてもらえると、次のステップに進みやすいです。
気をつけたい口臭の臭いはいくつか存在します。まずは「甘いにおい」についてです。果物のような甘いにおいのする口臭を持つ人には、糖尿病性のケトーシスが生じている可能性があります。呼気から甘い臭いが出るほどに血糖値が上がってしまっている状態は非常に危険です。急いで医師の診察をうけてください。
糞便のような臭いがする場合は、便秘がちな人であることが多いです。しかしながら、同時に嘔吐が続いて見られるときは、腸閉塞を疑います。さらに、アンモニア臭のする口臭の場合は慢性的な腎不全を持っている方にみられることがあります。
一般的な口臭は「硫黄の混じったような、おなら臭」がすることが多いですが、これは「口腔内臭気」と呼ばれる、口内細菌の活動による生成物のしわざによるものです。もちろん、これ以外にもニンニクやニラといったにおいの強いものを食べた後に、臭い成分が血流に乗って呼気に混じって排出されたりすることもあります。
しかしながら、思い当たる節もないのに「何か変な口臭がする」と気づいた時には、他に身体の不調がないかどうかよく確認してみてください。嘔吐があったり、体重減少がみられたり、いつもと違う症状が一緒に現れていたら、たかが口臭と侮ることなく、お近くの病院へ相談しに行ってみてくださいね。どんな病気でも早期発見が一番大切です。常日頃から、気兼ねなく相談できる「かかりつけ」のお医者さんを見つけておくことも重要だと思っています。


