梅干を使った口臭予防のメカニズムと注意点
梅干は皆さんもご存知の通り、昔から伝えられ続けている保存食です。ひと目見ただけで、臭いをかいだだけで、さらには考えただけで唾液がどんどん出てくる強烈な酸っぱさは、日本人なら誰でも1回は経験済みのものですよね。今回はこの「梅干」のパワーを口臭対策へ大いに利用していきたいと思います。
さて、口臭対策にはとにかく「唾液を出すこと」がとても重要なポイントであることは、別項でもご紹介していますので、今回は口臭と唾液の関係については割愛とし、梅干をいかに効果的に利用していくかについて考えていきたいと思います。
一番簡単な方法は「梅干を口に含み、噛まずにずっと舐め続けていく」ことです。梅干のおかげでどんどん唾液が分泌され、口の中が潤ってきます。この唾液が口内環境を整えてくれるということです。梅干は大きさにもよりますが30分くらい舐めていると味がなくなってくるようですので、そのときには吐き出すなり食べてしまうなりして結構です。また、梅干を塩抜きするのと同様に水につけてしばらく置いた水でうがいをしたり、梅肉エキスをお湯や水などに溶かしたものをうがい薬として利用する方法もあります。また、梅干を作る際に出てくる「梅酢」を、水で10倍程度に薄めたものでうがいをするのも同様の効果が認められます。
梅干を利用するに当たって注意したい事柄は「塩分」です。塩分の取りすぎは健康によくありませんし、喉が渇くなどの弊害もあります。また、唾液を分泌する効果は一時的なもので、梅干を口から出してしまえば効果は徐々に薄れます。だからといって、塩分を控えた梅干などを購入すると、今度は食品添加物や糖類が含まれてしまったりするので、注意が必要となってきます。
梅干に含まれている、唾液を分泌する酸っぱさの元となる「クエン酸」には殺菌作用があることも知られています。このクエン酸は薬局でも購入することが出来ますので、健康上の理由から塩分が気になる方につきましては、こちらを水に極薄く溶かしてうがい薬として利用してみると良いと思います。


