予防・対策

歯磨きをしよう!

口臭には口の中の歯や歯ぐきの病気からのものと、
内臓やその他の器官の疾患から来るものに分けられます。
何と言っても多いのは口の中の病気からで、
口臭の80パーセント以上が歯や歯ぐきの病気から来るとも言われています。

歯の病気は虫歯、歯周炎、歯周病、歯槽膿漏などですが、まず、歯を正しく磨き、
口の中を清潔にして細菌や食べかすが繁殖しないように心がけることが口臭予防につながります。
それには歯磨き!と誰でもが思いますよね。
そうです、歯磨きが口臭予防対策には必須なのです。

ところで、では、どのように歯磨きをすればよいのでしょうか?
答を先に言いますと、これが正しい歯磨きの方法だ!という決め手はありません。
歯磨きはそれぞれの人の歯に合った磨き方(ブラッシング)をお勧めします。

口臭予防対策のブラッシング方法

ブラッシングにはいろいろな方法がありますが、代表的なものがローリング法です。
歯ブラシの今朝気を歯肉に当てて、回転運動する方法です。
次に一般的なのが水平法です。
歯ブラシの毛先を直角に歯の表面に当てて左右に往復させる方法です。

スクラビング法というのは、毛先を歯に直角に当てて、小刻みに横に振動させながら磨く方法です。
まだまだありますよ。
フォーンズ法というのは、毛先を歯に直角に当てて、円を描く要領で磨きます。

バス法というのもあり、毛先を歯と歯ぐきの間に当てて振動させます。
いずれもひとつだけでなく、歯の並び具合などにより併用すると、
よりきれいなブラッシングができます。

ガムの効用

自分の口臭はあまり気づきませんが、そばに居る人にはとても迷惑な臭いです。
乗り物の中で、イヤな臭いがする、と周囲を見ると、その元凶は隣に座っていたり、
立っている人の口臭だということがあります。

会社などで上司が近くで話を始めると口臭がひどく、むっとしますが、
相手が相手だけにあからさまに臭い!とは言えませんね。
こうなると口臭は公衆に害を及ぼすマナー違反です(犯罪ではありませんが)。

自分の口臭で他人に迷惑をかけない予防対策で誰もがまず考えるのはガムを噛むことです。
ガムには通常ミントなどの成分が含まれています。
ミントは口臭を予防する効果が大きいので、
このガムを噛むことでかなりの口臭予防が期待できます。

口臭予防対策でガムを噛むときの注意点

また、ガムを噛むことで口の中に唾液が多く出ます。
この唾液が口臭予防に高い効果をあげるのです。
しかし、ここで注意しなければならないのは、糖分が多いガムです。

糖分が逆に口臭を活発にさせることがあります。
ですから、口臭予防対策としてガムを噛む時には甘くないガム、
無糖ガムを噛みましょう。

キシリトールという成分が入っているガムを噛むことは口臭予防だけでなく、
虫歯の予防にもなることが実証されています。
また、ガムはたえず噛まなくても唾液が出ますから、
状況に応じてやたらと口をモグモグさせないのもエチケットです。
それから義歯をしている場合はガムの強力な粘着力で義歯がはずれることがありますから
くれぐれもご注意を。

舌ブラシは身だしなみ

口臭の原因はいろいろありますが、歯や歯ぐきの虫歯や歯周炎、歯周病、歯槽膿漏、抜歯とは別に、
舌の汚れである舌苔(ぜったい)が原因になることがあります。
舌苔は舌の表面に付着する苔のような物質ですが、これが多くなり白っぽい色から
腐食などで黄色っぽくなると、口臭が出るようになります。

最近では、この舌の汚れを落として、口臭を予防する対策として、
舌専用のブラシを使う人が増えているようです。
舌ブラシには一見歯ブラシのようなものからヘラのような形状のものまで、
薬局などで見かけるようになりました。

口臭予防対策で舌ブラシを使うときの注意点

舌ブラシの使い方は、舌の奥から手前へ向けてかき出すように舌の表面の苔を取り除きます。
この時に力を入れすぎないことがポイントです。
舌は柔らかいので強くかき出すと、舌を炒めてしまいます。
同様に歯ブラシを舌ブラシとして使うことも避けたほうが無難です。

歯ブラシを使う時は子ども用の毛先が柔らかいものにしましょう。
また、この舌の手入れは1日に1回で十分とのことです。
あまり舌をこすると表面を傷つけたり、舌が敏感になったりして、逆効果になります。

ついでにもう一つの情報。
かき出す時に舌苔を落としやすくする専用のジェルなども最近では販売されているようです。
みんなのための身だしなみとして舌ブラシは正しく使いましょう。

重曹で予防

今はブームではありませんが、ある時期に重曹を使った掃除方法が話題になりましたね。
重曹を使う掃除の本もずいぶん沢山発売されました。
いわゆる重曹パワーで、キッチンはピカピカとか、重曹での衣服のシミ抜き、
はては生ゴミの臭い消しと、重曹が大活躍しました。

たしかに重曹はキッチンをきれいにしたり、食器や道具をピカピカにしますし、
キッチンの臭いも取り去る効力があります。
それならば、体臭対策にも重曹が効くのではないか、と考えが広がります。

生ゴミや冷蔵庫の中の臭いは酸性ですから、そこへ重曹のアルカリ性を混ぜることで
中和反応が起こり、臭いが消えるのです。
これは人間の体臭についても同じことが言えます。

口臭予防対策になる重曹の効果

体の表目の皮膚や口の中は酸性ですから、そこへアルカリ性の重曹が混じると、
掃除と同じ化学反応が出ます。
また、重曹には殺菌作用もありますから、捨てたものではありません。

皮膚や口のなかの酸性は雑菌を防ぐ力を持っていますが、
重曹のようなアルカリ性も雑菌の繁殖を抑える効果を持っています。
重曹はパンやお菓子をつくる時にもよく使用されますから、体には安全と考えられます。

重曹で歯磨きをしても危険ではありません。
重曹で歯磨きをすると、口の中の細菌や雑菌の繁殖をアルカリ性で抑えることで、
口臭の原因を減らすことができるのです。

緑茶カテキンで予防

誰でもがイヤな臭いの一つは身近なところにある口臭です。
特に大勢の人と接したりする場合、自分の口臭を気にします。
もちろん他人の口臭はその人の人格さえ疑われかねません。

口臭の予防対策には昔から多くの人が関心を持ち、研究してきました。
ある時期ごとに新しい発見があったり、昔からの言い伝えや、
業界での常識の口臭予防対策も見受けられます。

その一つに緑茶カテキンでの予防対策があることは今では良く知られています。
ではなぜ緑茶が口臭予防に効くのでしょうか。
それは緑茶の中にカテキンという成分が多く含まれているからです。

口臭予防対策になる緑茶カテキンの効果

少し専門的になりますがカテキンはポリフェノールという成分の一種で、
ポリフェノールの意味は沢山(ポリ)のフェノールということです。
さらにフェノールとはほとんどの植物に含まれている成分の一つです。

さて、カテキンの効果は口臭だけでなく、
体臭や便臭にも効く上に虫歯予防やウイルスに対する効果もあります。
お寿司屋さんで必ず最後にお茶が出るのも、昔からお茶のなかのカテキンで
口の中のナマ臭さを消したり、食あたりを防ぐための知恵なのです。

緑茶カテキンはこのように口と胃にいい成分ですが、だからと言ってむやみに飲むと
唾液が薄まりすぎてしまいますから、ほどほどに飲みましょう。
カテキンの粉末を舌の上で溶かすと口臭がさっと消えるという実験をしていた
テレビ番組も以前ありました。

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